×

一番ほしい「異次元の少子化対策」は――SNSで投票“王座決定戦” 政府案どうなる…「選択的夫婦別姓」も異次元に?

2023年2月21日 11:21

■政府にとっての「異次元」とは?

小野委員
「政府は『異次元の少子化対策』として、児童手当の所得制限の撤廃や、2人目や3人目に増える児童手当の多子加算を考えています」

「ただ、これだけだと異次元と呼ぶには弱いのではないかということで、『異次元の少子化対策として選択的夫婦別姓はどうか』と話す政府関係者もいます」

有働キャスター
「選択的夫婦別姓が異次元ですか? 異次元というほどではないのでは…」

小野委員
「(現状の)日本だとそうなります。名字を変えることに抵抗がある女性に配慮して、子どもを持ちやすい環境づくりをすることが異次元になるとの考えです」

「岸田首相自身は、選択的夫婦別姓については『一度も反対と言ったことはない』と述べています。ただ、自民党の保守層の根強い反対もあって、進めることには慎重です」

有働キャスター
「(王座決定戦で出てきたような)声を取り入れるのが大切なのはもちろんですが、何か1つの特効薬はないと言われています」

「予算の投入や社会のあり方を変える取り組みなど、やれることからやる、せめてスピードだけは異次元で進めてほしいです。(少子化対策は)待ったなしです」


(2月20日『news zero』より)