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2019年9月5日 18:22

日露首脳会談 北方領土で目立った進展は…

日露首脳会談 北方領土で目立った進展は…
(c)NNN

安倍首相が訪問先のロシアでプーチン大統領と会談した。しかし、北方領土交渉で目立った進展はなかった。

両首脳は2人きりの会談も20分間行い、未来志向で作業することを改めて確認したが、暗礁に乗り上げている交渉を打開することはできなかった。

プーチン大統領「2か国関係において、今後の歩みについて議論したい」

安倍首相「まさに今、君が言ったように、未来に向けて議論していきたいと思います」

会談では、北方領土における共同経済活動をめぐり、日本のゴミ処理専門家が今月、北方領土を訪問すること、さらに試験的な観光ツアーが来月行われることを歓迎し、着実に実施していくことを確認した。両首脳は11月にチリで開催されるAPEC首脳会議の機会に首脳会談を行うことでも一致した。

会談に先立って、プーチン大統領は5日、色丹島に完成した水産加工工場の稼働式典にビデオ中継で参加した。北方領土の独自開発をアピールする狙いがある。安倍首相はプーチン大統領に対し、「日本として受け入れることはできない」との立場を伝えたとみられるが、改めて北方領土問題をめぐる両国の深い溝が浮き彫りとなった形。