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2020年10月14日 19:16

「学術会議」あり方検討も…論点ずらし批判

「学術会議」あり方検討も…論点ずらし批判
(c)NNN

自民党は14日、日本学術会議のあり方を検討する初会合を開きました。一方、野党は、学術会議の会員候補6人の任命を拒否した理由を説明せず、論点をずらそうとしていると批判しています。

自民党・下村政調会長「学術会議の、そのもののあり方というのをしっかりと議論していく」

学術会議のあり方について議論を始めた自民党。14日の初会合では学術会議への不満が噴出しました。

出席者の一人「大炎上、大紛糾でしたよ。学術会議なんていらないっていう声もあった」

会合では「政府への貢献度が低い」「提言の水準が低い」などの意見に加え…。

日本学術会議に関するPT・塩谷立座長「今の形態が、独立性があるのか、それともアメリカのような独立法人、民間でやるのがいいのか、ちゃんと議論していかないと」

政府から切り離すことも検討すべきとの声もあがりました。6人の任命拒否の問題をうけて始まった今回の議論。

政府は先週、学術会議を行政改革の対象として、河野大臣のもと10億円の予算や人員が妥当か検証すると表明。党と連携して見直しを進めようとしています。一連の動きについて野党は…。

立憲民主党・蓮舫代表代行「自民党も政府も躍起になって論点ずらしをしているとしか思えない。全く間違っている」

立憲民主党・安住淳国対委員長「あくまでも6人をなぜ外したのかから始まってるんだから、それに答えないで組織解体論や予算で揺さぶるなんて、権力を持っている側としてやることでない」

さらに自民党内からも…。

自民党議員「あり方の問題と、なぜ任命をしなかったのかは、別の問題だ。議論のすり替えだろ」

こうしたなか憲法研究者が、任命拒否の理由説明を求める会見を開くなど、抗議の声がさらに広がっています。

中央大学・植野妙実子名誉教授「安倍政権のときから非常に法治国家、あるいは立憲主義が脅かされる事態が起きている。菅首相が同じような路線をとっていたのではないか」

野党は、任命拒否に関与したことが明らかになった杉田官房副長官が、臨時国会の場で経緯を説明するよう求めていますが、与党は慎重な姿勢を示しています。