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2020年11月2日 15:42

野党“任命拒否で偏り是正されない”予算委

野党“任命拒否で偏り是正されない”予算委
(c)NNN

衆議院予算委員会では、2日午後から野党側の質疑が行われ、日本学術会議の任命拒否問題をめぐり菅首相を追及しました。

菅首相は学術会議の会員について、出身や大学に偏りがあり「閉鎖的で既得権になっている」と指摘していますが、野党議員は6人の任命拒否で偏りは是正されないと追及しました。

立憲民主党・江田代表代行「今回6人任命拒否のうち3人は私大出身ですよ。総理が少ないと言われて。慈恵医大の先生、誰1人いま会員、現会員いらっしゃいませんね。その貴重なたった1人の先生を任命拒否された。そのバランス論に立ったとしても総理がおっしゃってることは支離滅裂ではありませんか」

菅首相「通常の公務員の任命と同様に、その理由について、これは人事にかかわることですから答えは差し控えるべきだと思います」

立憲民主党・江田代表代行「また3年後、105人の推薦をするときに基準がわからないんだったら推薦もできないでしょ。学術会議の会長にはしっかり言わないと、今後、学術会議の人事が回っていかないんですよ」

菅首相「人事の判断が必ずしも単一の理由がなく、さまざまな要素を考慮して行われるものであって、これを説明することによってその後の円滑な人事が逆に困難となる恐れがある」

また、立憲民主党の江田代表代行は、任命の条件となる研究や業績についてどれだけ知っていたのかただしました。これに対し菅首相は、任命を拒否した6人のうち「東京大学の加藤教授以外は承知していなかった」と述べ、加藤教授以外の著作や研究論文を読んだことはないと明らかにしました。