石破首相、野党代表と党首討論 立憲・野田代表が厳しく批判「自民党には物価高対策がない」
石破首相と野党代表との党首討論が行われました。立憲民主党の野田代表は「自民党には物価高対策がない」と厳しく批判しました。
立憲・野田代表「トランプ関税によって実体経済に、もっともっと大きな影響が出つつある。出てくるかもしれないというときに具体的な物価高対策は、自民党はないんですか」
石破首相「なんにもやっていないという評価は、それは間違いだと思う。国民のみなさん方の税金をどのように使って物価高対策をやっていくかについて、予算、これの早期執行に努めてまいりたいと思っております」
立憲民主党の野田代表は、参議院選挙の公約として時限的に食料品の消費税をゼロにする政策を打ち出した中、自民党は「無策だ」と厳しく批判しました。
これに対して、石破首相は消費減税について「高額所得者ほど得をすることで本当にいいのか」と改めて否定的な考えを示しました。
日本維新の会の前原共同代表は、社会保険料の引き下げについて、自民党の動きが遅いことを批判しました。
維新・前原共同代表「具体的に保険料下げる。そして、それをもう一度、ワーキングチームに指示をしてもらいたいと思う。これ守られなかったら(内閣)不信任に値しますよ」
石破首相「私は責任政党の長として。御党との約束、これをほごにすることは絶対に許されないと思っている」
また、国民民主党の玉木代表が5キロの米の値段をいくらまで下げるのかと質問したのに対して、石破首相は「3000円台でなければならない」と述べました。