フジテレビの副会長で民放連＝日本民間放送連盟の遠藤龍之介会長は定例会見で会長職の辞任を表明しました。

民放連 遠藤龍之介会長
「私の出身であるフジテレビの事案で、多くの皆さんに民間放送に対する不信を招きかねない事態になってしまった。このような状況の中で私がフジテレビ、また民放連会長を続けることは民間放送業界全体にとって決して良いことではない」

遠藤氏はこのように述べた上で、フジテレビの一連の問題を受け設置された第三者委員会が今月末にも調査結果を提出するのを受け、フジテレビが対応策を民放連に報告したあとに会長職を辞任する考えを示しました。

今後、民放連は次期会長の人選を本格化させます。

遠藤氏はすでにフジテレビの副会長職も第三者委員会の調査にめどがつき次第、辞任する意向を表明しています。