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旧安倍派幹部らの処分から1年“喪が明けた”党員資格の復活も…

2025年4月4日 6:32
旧安倍派幹部らの処分から1年“喪が明けた”党員資格の復活も…
(左)西村康稔・(中央)萩生田光一・(右)松野博一

自民党のいわゆる裏金事件をめぐり、3日、旧安倍派幹部で「党員資格停止1年」の処分を受けた西村康稔元経産相らの処分期間が満了しました。

1年前の4月4日、自民党は党紀委員会を開き、裏金問題に関係した39人の国会議員らの処分を決定しました。そのうち、3日で「1年間」の処分期間が満了した現職議員は5人。

「党員資格停止1年」の処分が満了したのは「旧安倍派5人衆」の一人で、キックバック再開をめぐる協議に参加していた西村康稔氏。

「党の役職停止1年」の処分が満了したのは「旧安倍派5人衆」の松野博一前官房長官、萩生田光一元政調会長のほか、参議院議員の橋本聖子氏、山谷えり子氏。そして、旧二階派の平沢勝栄氏の5人です。

西村氏は「初心に戻り襟を正して謙虚に活動してまいります」、萩生田氏は「今後も反省を胸に刻み、信頼回復に全力を尽くす」、松野氏は「信頼回復に向けて引き続き精進してまいります」などとコメントしました。

なお、最も重い「離党勧告」処分を受けた世耕弘成前参議院幹事長は、自民党を離党したうえで、去年の衆議院選挙で当選しました。現在は無所属の衆議院議員として活動しています。

最終更新日:2025年4月4日 6:32