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費用1000万ドルで来月機体引き揚げへ 海自ヘリ墜落事故 機内に不明者残されている可能性

2025年2月28日 0:16
費用1000万ドルで来月機体引き揚げへ 海自ヘリ墜落事故 機内に不明者残されている可能性

去年4月に海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が衝突して墜落した事故で、来月、海底に沈んだ機体を引き揚げる方針であることが分かりました。費用は約1000万ドルということです。

この事故は、去年4月、海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が伊豆諸島沖で夜間の訓練中に衝突し墜落したもので、機体は水深およそ5500メートルの海底に沈んでいます。

関係者によりますと、すでに防衛省は引き揚げを行うアメリカの会社とおよそ1000万ドルで契約を結んでいて、3月上旬に引き揚げを開始する見通しだということです。

この事故では、乗員8人全員が死亡したと認定されていますが、8人のうち、7人の行方が分かっておらず、内部に取り残されている可能性もあるため、遺留品も含め慎重な引き揚げが必要とされるということです。

最終更新日:2025年2月28日 0:16