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旧安倍派の会計責任者“当時の派閥幹部からキックバック再開求められた” 聴取で「名前の言及は差し控える」と語る

2025年2月27日 16:34
旧安倍派の会計責任者“当時の派閥幹部からキックバック再開求められた” 聴取で「名前の言及は差し控える」と語る

自民党の派閥の裏金事件をめぐり、旧安倍派の会計責任者の参考人聴取が行われ、会計責任者は、当時の派閥幹部からキックバックの再開を求められたと語りました。

安住予算委員長
「(キックバックの)“再開”をしたらどうだという話をしてきた幹部がいたことは事実であると。ただ大変申し訳ないけど、名前は今は言えないと」

聴取の中で、会計責任者の松本淳一郎氏は、キックバックの再開を求めた派閥幹部について「名前の言及は差し控える」「現職の議員ではない」と語りました。

また、キックバックの再開については、2022年8月に塩谷立氏、下村博文氏、西村康稔氏、世耕弘成氏の4人と、自らが参加した幹部会合で決定し「幹部からも異論はなかった」と説明しました。

その上で、下村氏・西村氏・世耕氏が国会の政治倫理審査会で会合での再開決定を否定したことについては「不思議なことだと思いました」と述べました。

一方で、収支報告書への不記載については、「前任の事務局長の時からこういうやり方をやっている」と自らも引き継ぎを受けた立場だったと強調しました。

さらに、政倫審の場で複数の旧安倍派議員が「会計責任者から不記載の指示を受けた」と述べたことについて、「指示したつもりはない」と否定しました。

最終更新日:2025年2月27日 17:29