【ノーカット郡山市長選挙・第一声全文】新人・髙橋翔候補(37)
任期満了に伴う郡山市長選挙は4月13日に告示され、新人4人が立候補しました。郡山市長選挙で新人同士が争う構図となるのは2005年以来、20年ぶりです。
福島中央テレビは、4月13日に始まった選挙戦のうち、候補者の第一声をそれぞれの記事でお伝えします。
髙橋翔候補(37)【無所属・宇宙関連企業経営】
郡山市長選挙が本日より始まりました。無事に髙橋翔37歳、告示の届け出をしてきました。これより戦です。しっかり1週間、市内すべての行政区を回りながら、市制100周年、次の100年を目指して若返りを図って参ります。ぜひみなさん、応援よろしくお願いします。
「移住者がこのようにリーダーとして前に立つことはおかしなことではない」
今回出馬する大義。今まで郡山市長選挙において30代が出馬した経験・歴史はありません。ようやく郡山市制100周年、100年経ってようやく若者が出馬できる雰囲気ができました。私は福島県への移住者でして丸9年住んでいますが、やはり地元の若者ではなかなか出馬が難しいということが見えてきたので、これは移住者の仕事である。もともと郡山市は開拓者精神があり、開拓者のまちとして知られています。
その文脈から考えても、私移住者がこのようにリーダーとして前に立つことはおかしなことではないと考えています。これは地元の方々と移住者の戦いではありません。あくまで移住者、開拓者精神を持つものが道を切り拓く、そしてそこにしっかりと土台を作るのが地元の方々。そういう役割分担で良いのではないかなと思います。
「政治に関わるもののなかに子育て世代がいなければならない」
今回訴えていくのは大きく3つ。まず子育て支援。私自身が子育て世代でもあります。子育て世代、人口減少社会、高齢化社会をしっかりと対策するには、やはりリーダー、政治に関わるもののなかに子育て世代がいなければならない。そう考えています。しかし現状はどうでしょう。若い世代・現役の子育て世代が首長選挙・市長選挙に出馬することすら今まではなかった。その結果がこの社会のいまです。故に我々はもう立ち上がらなければならなくなりました。今回のすべての候補者のみなさま、郡山市を良くしようと思っているのは同じです。ただやり方が違う。私共はあくまで現場主義。政治が市民の生活を良くする。この基本原則に立ち返って動いていきます。
いま政党政治が崩壊しつつあります。この地方選挙においても政党政治で今までやってきた高齢の方々多いでしょう。ただ昨今、全国的にみても若い方々が出馬をし当選をしているケースが増えてきました。この東北においても福島においても郡山においても、流れが来ることを願い、私はいままで体現して参りましたが、なかなか同じように出馬をし、当選をする人はおりません。