【不起訴不当】野上・田畑議員の不起訴を不当と議決 富山検察審査会 政治資金パーティー裏金事件めぐり
自民党派閥の裏金事件をめぐり、刑事告発され不起訴となった県選出の国会議員2人について富山検察審査会が「不起訴不当」と議決したことが分かりました。
自民党安倍派に所属していた野上浩太郎参議院議員と田畑裕明衆議院議員は、派閥からキックバックされた政治資金パーティー収入を政治資金収支報告書に記載していませんでした。
県内の弁護士らが去年、2人を政治資金規正法違反などの疑いで刑事告発しましたが富山地検は不起訴処分とし、弁護士らが検察審査会に申し立てていました。
検察審査会は「十分な捜査が尽くされたとは言い難い」として今月19日付で「不起訴不当」と議決しました。
最終更新日:2025年5月24日 11:53