1人会派が9つも 富山市議会 合併以降最多の14会派
今月20日の富山市議会議員選挙で当選した議員らの初会合が、きょう、開かれました。
1人会派の増加などにより、会派の数が14にのぼることになりました。
富山市議会の新しい任期がきょうから始まったことを受けて、市議会の各会派の代表が集まりました。
新議会は、議員1人で構成する会派が9つにのぼり、会派数は合わせて14と市町村合併以降で最も多くなります。
1人会派は県内の地方議会で初議席となる参政党の金山茜市議や、政務活動費の不正が発覚した後、辞職したり落選したりして今回の選挙で当選した村上和久市議と市田龍一市議などです。
村上和久市議
「党や会派の意見の中に埋もれるよりは、(市民の意見を)ダイレクトにお伝えできる無所属というものの価値をご理解いただきたいというふうに思っております」
また、無所属で自民党の推薦を受けトップ当選した木地智美市議は、最大会派の「富山市議会自由民主党」への加入を決めました。
木地智美市議
「1人ではまだ何もできない(略)実際に政策として実現させていただくためには、まずはここかなと判断しました」
富山市議会は今月30日に臨時の議会を開き、議長や副議長を決めます。