参院選石川県選挙区 注目される野党候補一本化 立憲“擁立遅れ” 国民“独自検討”で調整難航
17日に開かれた立憲民主党石川県連の定期大会。
党本部の野田佳彦代表を迎え、参院選への結束を訴えました。
しかし、肝心の選挙区の候補者はというと…
立憲民主党・野田 佳彦 代表:
「残念ながら、まだ石川県は候補者が決まっていませんけれど、連休明けましたので、そろそろ戦い方は決めていかなければなりません」
想定されている参院選の公示日は7月上旬に迫る中、県連代表の近藤氏は…
立憲民主党石川県連・近藤 和也 代表:
「1日も早く良い候補者を出していけるように、やっていかなくてはいけないという、焦りの気持ちもあります」
4月には、石川県内の野党勢力が集まり、候補者の一本化に向けた協議をスタートさせましたが、立憲の擁立作業が進まず、調整は難航しています。
特に注目されるのは、国民民主党石川県連との連携。
公認候補の擁立に意欲を示している国民側との調整については…
立憲民主党石川県連・近藤 和也 代表:
「それぞれ配慮しあっていかなくてはいけないので、その点が決めづらい。野党第一党として候補者を擁立する資格、義務は強く感じています。勝ちにいこうというところを努力していかなくてはいけない」
それぞれの思惑が交錯する中、一本化は実現できるのか… 野党勢力の動きが注目されます。
参議院選挙をめぐっては、自民党の宮本周司氏と、共産党の村田茂氏、参政党の牧野緑氏が出馬を予定しています。