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稲村県議死去で5月にも補欠選 自民党石川県連が対応協議 後継擁立の支援を確認

2025年3月26日 19:08
稲村県議死去で5月にも補欠選 自民党石川県連が対応協議 後継擁立の支援を確認

自民党の稲村建男県議の死去に伴い、選挙区では5月にも県議会議員の補欠選挙が行われます。自民党県連は26日に役員会を開き、対応を協議しました。

自民党の重鎮だった稲村建男県議。地元・羽咋市を含む羽咋市羽咋郡南部選挙区では、50日以内に補欠選挙が行われます。

この日の役員会では、何としても議席を守る必要があるとして、選挙区内の自民党支部で協議される候補者の擁立作業を支援していくことを確認しました。

自民党県連幹事長・紐野 義昭 県議:
「大事なことは県連として最大限の努力をして稲村先生の議席を守ると、こういう確認です。我々は不戦敗という事はありえないので、正直に言って具体的な候補者の名前も顔も浮かびませんけれど、必ず(候補者を)出すという事は間違いないという事じゃないですかね」

羽咋市羽咋郡南部選挙区は、2年前の県議選で議員定数が2から1に減り、現職同士の争いとなりました。

稲村氏と対決したのは無所属の本吉淨与氏。首長選でも稲村派、本吉派として対決してきた両陣営ですが、結果は204票差で稲村氏が勝利しました。

補欠選挙の対応について元職の本吉氏は、テレビ金沢の取材に対し「今後、支援者と協議していきたい」とコメントしています。

自民党内では、本吉派の動きを警戒する声があがっていますが、具体の動きは稲村氏のお別れ会が開かれる4月6日以降とみられます。

自民党県連・福村 章 最高顧問:
「相手がどなたであろうとね我々は稲村さんの後継として最善の人物を、これは地元次第になりますけど出していただいて、そして全力を挙げて応援して当選を期すということだと思います」

補欠選挙は、5月11日の投開票を軸に、日程が調整されています。

最終更新日:2025年3月26日 19:08
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