13日開幕した大阪・関西万博は14日から、各国が文化などを発信する「ナショナルデー」が始まるなど、多くのイベントでにぎわっています。

14日からは、万博に参加する国や地域ごとに割り当てられた特別な一日、「ナショナルデー」が始まりました。ほぼ毎日、各国のVIPが会場を訪れることとなり、初日は中央アジアのトルクメニスタンの大統領が来賓として招かれました。

また、13日に悪天候のため中止となった「空飛ぶクルマ」のデモンストレーションがさきほど行われ、機体が飛び立った瞬間には、来場者から大きな歓声が上がりました。

観客
「こんな簡単に空を飛ぶなんて驚きました。パイロットが手をはなして飛んでいましたよね」「すごかった。未来の感じがあった」

一方、課題もあります。13日は駅と直結する東ゲート付近を中心に、一日中スマートフォンがつながりにくい状況が続いたため、14日から、移動型の基地局が会場内に配備されました。万博協会は、電波が通じないときでもスムーズに入場できるよう、入場用のQRコードを印刷したり、スクリーンショットを保存したりするよう呼びかけています。

ほかにも、13日はパビリオンや土産物店、そして退場も大混雑となりましたが、平日の14日、どう改善されるか注目です。