藤井四冠と渡辺三冠の“頂上決戦”始まる

将棋の王将戦七番勝負が始まり、藤井聡太四冠が史上初の１０代での五冠達成を目指し、王将の渡辺明三冠と戦っています。

９日、王将戦七番勝負が始まり、第１局は静岡県掛川市で行われています。

将棋の８大タイトルのうち半分を持つ藤井四冠が、３つを持つ王将の渡辺三冠に挑むこのタイトル戦は、頂上決戦だと注目されています。

藤井四冠が王将を獲得すれば、これまで３人しか達成していない五冠を、史上最年少、１０代で達成することになります。対する渡辺三冠は王将戦４連覇を目指します。

先に４勝した方が「王将」を獲得する王将戦七番勝負、持ち時間はそれぞれ８時間の２日制で、第１局は１０日午後には勝敗が決まる見通しです。