双葉町 住民帰還に向け「準備宿泊」開始
福島第一原発の事故の影響で、今も全町避難が続く福島県双葉町で20日、震災後初めての準備宿泊が始まりました。
双葉町では福島第一原発事故後、唯一、住民の全町避難が続いています。町はJR双葉駅周辺の特定復興再生拠点などを対象に、今年6月以降の避難指示解除を目指しています。
20日から、復興拠点と避難指示が先行解除されているおよそ775ヘクタールの地域を対象に、住民の帰還に向けた「準備宿泊」が始まりました。対象は全町民5641人で、19日までに11世帯15人の住民が申請し、自宅で寝泊まりすることができます。