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“統一教会”献金めぐる裁判 最高裁で弁論

2024年6月10日 19:10
“統一教会”献金めぐる裁判 最高裁で弁論

世界平和統一家庭連合いわゆる“統一教会”の献金をめぐり、元信者側が教団側に損害賠償を求めている裁判で、最高裁は10日、弁論を開きました。

この裁判は、認知症の症状があった元信者の高齢女性が、統一教会の信者から違法に献金させられたとして、女性の長女が、教団側におよそ6500万円の損害賠償を求めているものです。

女性はすでに亡くなっていますが、夫の資産などおよそ1億円を教団に献金していたということで、一審の東京地裁は、女性が教団に対して訴訟を起こさないことで合意する「念書」を作成していたことなどから原告の訴えを退け、二審の東京高裁もこれを支持していました。

10日、最高裁の弁論で、原告である女性の長女は「統一教会が極めて悪質なやり方で母から取り付けた念書をたてに、 返金請求に応じる姿勢が全くなく、母と私は司法に訴えるしかなかった。実態を明かし、被害を回復させてください」などと訴えました。一方、教団側は「念書は、女性が信者の助言を得て作成したもので有効」などと主張しました。

判決は7月11日に言い渡されますが、最高裁が結論を変えるのに必要な手続きである弁論を開いたことから、判断が見直される可能性があります。