公設派遣村、別施設で支援延長へ～東京都

　年末年始に住まいや仕事がない人のために東京都が実施した「公設派遣村」は、４日が最終日だったが、ほぼ全員が住まいが見つからず、延長が決まった。

　４日まで８日にわたって都が実施した緊急支援で、東京・渋谷区の施設に宿泊した人は、都の予想を大幅に上回る８３３人に上った。しかし、ほとんどの人が次の仕事や住まいが決まっていないことから、都は４日から２週間をメドに支援を続けることにした。宿泊者は４日午後から、都が確保したカプセルホテル６か所に移動を始める。

　都によると、８３３人のうち９５％が引き続き宿泊を希望している。