社会
2010年3月3日 15:47
時効見直し法案、12日に国会提出へ

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時効制度の見直しを検討してきた法務省は、殺人事件などの時効を廃止する法案が固まったことを明らかにした。法案は12日に国会に提出される予定。
法務省は3日の政策会議で、死者が出た事件すべてを対象に現在の時効制度を見直す法案を提出することで合意した。法案は、最高刑が死刑の殺人や強盗殺人などは時効を廃止し、それ以外については現在の時効期間を2倍に延長するとしている。時効を迎えていない未解決事件についても適用される。
法案をめぐっては、民主党の一部の議員から見直しに慎重な意見もあったが、この日の政策会議で合意に至ったという。