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社会
2010年4月29日 20:51

トキのペア、3個目の卵を捨てる 新潟

トキのペア、3個目の卵を捨てる 新潟
(c)NNN

 新潟・佐渡市で放鳥された後、初めて自然界でヒナ誕生の可能性があったトキのペアが29日夕方、卵1個を巣の外に捨てたことが確認された。このペアが卵を捨てるのは3個目で、巣の中に卵は残っていないとみられる。

 29日午後4時半前に撮影された映像には、巣の中で立ち上がった雌のトキが草のようなものを捨てた後、くちばしで卵をつついて割り、そのまま巣の外に捨てた様子が映っている。卵を捨てた後、トキが約10分間巣を離れる状態が見られた。環境省・笹渕紘平自然保護官は「3個の卵ともふ化する可能性がない『無精卵』か、途中で成長が止まったのでは」と話している。

 環境省は今後、このペアが同じ巣で卵を産むかどうか通常の態勢に戻して観測を続けることにしている。