日テレNEWS
社会
2010年10月2日 1:11

アシネトバクター、感染症法で報告義務化へ

 帝京大学医学部付属病院(東京・板橋区)で大規模な感染が見つかるなど感染の広がりが警戒されている多剤耐性菌「アシネトバクター」について、厚労省の感染症部会は1日、感染症法の5類感染症の報告対象に加えることを決めた。

 これにより、全国に470か所ある感染症の定点観測病院で、アシネトバクターの感染者が見つかった場合は、その病院が保健所を通じて厚労省に報告することが義務付けられる。今後、パブリックコメントを経て省令を改正し、来年から実施される見込み。

 なお、先月に国内初の感染例が見つかった多剤耐性菌「NDM-1」については、各病院での検査が難しいことから報告義務の対象とはせず、厚労省が先月に通知した通り、国立感染症研究所に検体を送ってもらい、詳細を調べる仕組みを続けることになった。