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社会
2010年11月30日 17:36

鳥インフル疑い 島根へのトキ移送を延期

 島根・安来市の養鶏農家で鳥インフルエンザに感染した疑いの強い鶏が見つかった問題で、環境省は来月2日に予定していた新潟・佐渡から島根へのトキの移送を延期することを決めた。

 環境省は、来月2日から3日にかけて、新潟・佐渡トキ保護センターから島根・出雲市にあるトキ分散飼育センターにオスとメスの2羽ずつ、計4羽を移送する計画だった。しかし、島根県内で鳥インフルエンザに感染した疑いの強い鶏が見つかったことから、感染を防止するため、移送を見合わせることを決めた。

 安来市の養鶏農家から出雲市の施設までは約40キロ離れているが、環境省は、今後の様子を見ながら移送計画を再度検討したいとしている。

 国は、佐渡で飼育しているトキが鳥インフルエンザなどの感染症で一度に絶滅することがないように、07年から各地で分散飼育を行っており、現在、佐渡以外には東京と石川で22羽のトキが飼育されている。