社会
2010年12月14日 22:17
宮古空港に着陸した米海軍輸送機にトラブル

(c)NNN
沖縄県などが自粛を求めていたにもかかわらず宮古空港に着陸したアメリカ海軍の輸送機が、タイヤを破損し、離陸できなくなった。
トラブルがあったのはアメリカ海軍の「C-9」輸送機で、演奏会を終えた音楽隊員などを運ぶため、13日に宮古空港に着陸した。その際、タイヤにロックがかかり、離陸できなくなった。
「緊急の時以外は、民間空港をアメリカ軍が使うべきではない」という求めを無視してトラブルがあったことで、沖縄県はあらためてアメリカ側に抗議した。
アメリカ海軍は14日午前、交換の部品を別の大型軍用輸送機で輸送し、昼過ぎに修理は完了した。しかし、軍用機が民間空港を何度も使ったことに対して、地元の反発が広がっている。