×

地震後4~5時間は津波の可能性~気象庁

2011年3月9日 13:47
地震後4~5時間は津波の可能性~気象庁

 宮城県で震度5弱を観測した地震で、気象庁は9日午後1時から会見を行い、津波注意報が出ている沿岸では、しばらくの間、津波が続くおそれがあるとして絶対に海のそばに近づかないよう呼びかけた。

 気象庁によると、これまでに観測された津波は岩手・大船渡で0.6m、宮城・石巻市鮎川で0.5mなどとなっている。気象庁は、過去に発生したこの付近の地震と津波の記録から、地震発生後4~5時間は津波が続く可能性があり、第1波より後からくる波の方が高くなるおそれもあるとしている。

 また、震源付近ではその後も余震とみられる地震が多く発生しているが、この後も最大で震度4程度の余震が起きる可能性もあるとして注意を呼びかけている。