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社会
2011年3月31日 15:39

汚染水除去のための作業続く 福島第一原発

汚染水除去のための作業続く 福島第一原発
(c)NNN

 深刻な状況が続く福島第一原子力発電所では、31日も、放射性物質に汚染された水を取り除くための作業が最優先で進められている。

 第一原発の1号機、2号機、3号機では、放射性物質で汚染された水が、建屋の中や建屋の外に伸びる作業用のトンネルに大量にたまっていて、原子炉などを冷やす作業を妨げている。1号機では、汚染水をポンプで吸い上げて建屋内の装置に入れようとしているが、装置が水でいっぱいになり、作業がストップしている。2号機と3号機では、建屋外のタンクからタンクへ水を移し替え、汚染水を入れる場所を確保しようとしているが、実際に汚染水を取り除く作業の開始にはまだ数日かかる見通し。

 また、30日午後、第一原発の南側の放水口付近の海水を調査したところ、放射性のヨウ素131が国の基準の4385倍と、29日午後よりも更に高くなっていたことがわかった。第一原発内から、放射性物質が継続して海に流れ出ている可能性があるが、経産省の原子力安全・保安院は「放射性物質は海で拡散するので、直ちに健康への影響はない」としている。