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社会
2011年4月1日 17:19

基準約1万倍の放射性物質 計算やり直し

基準約1万倍の放射性物質 計算やり直し
(c)NNN

 福島第一原子力発電所の地下水から、高い濃度の放射性物質が検出された。濃度について「東京電力」は先月31日夜、通常の約1万倍と発表していたが、計算式が間違っていたとして、計算をやり直している。

 東京電力は先月31日夜、先月30日に採取した、福島第一原発1号機のタービン建屋付近の地下水から、放射性ヨウ素131が、国の安全基準の約1万倍という高い濃度で検出されたと発表した。また、2号機のトレンチと呼ばれる作業用のトンネルにたまった水からも、高濃度の放射性物質が検出されたという。しかし、経産省の原子力安全・保安院がこのデータ分析について確認したところ、計算式に間違いがあったことから、東京電力が再計算を行っている。原子力安全・保安院は「東京電力の信頼性を大きく損なうもので、大変遺憾」と述べ、東京電力に対して、厳重注意を行った。

 一方、海水から高濃度の放射性物質が検出されて問題となる中、東京電力は、トレンチから汚染された水があふれ出さないように、1日にも監視カメラを設置する予定。