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2011年4月12日 1:08

被災地で聞いた「いま、つたえたいこと。」

被災地で聞いた「いま、つたえたいこと。」
(c)NNN

 東日本大震災の被災地では、いまだ多くの人たちが避難所などで厳しい生活を余儀なくされている。「いま、つたえたいこと。」を被災地で聞いた。

 ◆宮城・石巻市の雄勝森林公園より
 ・土木建築業の大槻敏也さん(52)「何の目的もなく、毎日援助物資で暮らしてて、それでいいんだろうかと。これから復興に向けて、行政とか市とか県とか国とかの対応があって、ビジョンを示していただければ、我々もそれに総参加で協力しながらやっていきたい」

 ◆宮城・亘理町荒浜地区より
 亘理町消防団荒浜分団の分団長・島田金一さん(61)「5年前にやっと1.5メートルかさ上げして立派な堤防を作ってもらったんですが、それを軽々と乗り越えて甚大な被害になりました。海岸から防波堤を強化して住める場所にするか、皆さんと町長をはじめ、協議しながらまた新しい荒浜を作っていきたいと思います」

 ◆石巻市の市立北上中学校より
 石巻市立北上中学校校長の校長・畠山卓也さん(58)「現在、本校の体育館で避難民二百数十名と共に暮らしております。校長の立場として、子供たちの心のケア。夢の中に怖い津波が押し寄せてくる映像が出てくる子供さんもいて、うなされているということもありますので、相談に乗っていただく方の派遣も必要ではないかなと思っております」

 ◆仙台市の福祉施設・宮城野の里より
 神奈川県から来た精神保健福祉士・清水洋子さん(32)「私は被災された方の心のケアを目的に来たんですけど、支え続けている中で、被災している職員の心のケアがとても心配です。職員に対するサポートが、組織的に入れられるようにしていくことが必要なのかなと思います」