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2011年4月14日 6:53

福島第一4号機の燃料棒「大部分が健全」

福島第一4号機の燃料棒「大部分が健全」
(c)NNN

 福島第一原子力発電所の4号機は、使用済み燃料プールにある燃料棒の損傷の程度が懸念されていたが、分析の結果、少なくとも大きくは損傷していないとみられることがわかった。

 4号機の使用済み燃料プールについては、これまで水位が下がって燃料棒が損傷し、大量の放射性物質が放出されているおそれがあると指摘されていた。このプールの水について「東京電力」が分析した結果、放射性のヨウ素やセシウムの量は比較的高いものの、燃料棒が大きく損傷した場合よりは少なく、東京電力は13日、「燃料棒は大部分が健全だ」との見方を示した。ただ、一部が破損している可能性も否定できないとしている。

 この他、高濃度の放射性物質を含む汚染水を取り除いたり、海への流出を防いだりする作業は13日も続けられた。2号機では、タービン建屋の地下や、「トレンチ」と呼ばれる作業用トンネルに高濃度の放射性物質を含む汚染水が2万トンたまっている。このうち、トレンチにたまっている水について、建屋の中の復水器に移す作業が12日夜から始まり、13日までに6センチ分水位が下がったという。