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社会
2011年4月18日 1:15

第一原発、原子炉安定に6~9か月~東電

第一原発、原子炉安定に6~9か月~東電
(c)NNN

 「東京電力」が17日、福島第一原子力発電所の事故の収束に向けた道筋を発表した。原子炉が安定して停止した状態になるまでに、最大で9か月がかかる見通し。

 東京電力の発表によると、今後、事態収拾に向けた作業は「ステップ1」と「ステップ2」の2段階に分けて行う。ステップ1では、今後3ヶ月のうちに継続的に燃料棒を冷ましていくことを目指す。その方法として、「原子炉から漏れた汚染水をきれいにして、再び原子炉に戻す機能を作る」「燃料が入っている圧力容器自体を冷やすために周りを水で満たす」などを検討する。同時に、汚染水が海などへ漏れないよう確実に保管する他、放射性物質が大気へ拡散するのを防ぐために原子炉建屋そのものをカバーで覆う工事を始めるという。

 その後の3~6か月間をステップ2と位置づけ、原子炉を安定して停止させる「冷温停止」を目指す。汚染水については処理を進めて量を減らし、建屋のカバーも完成させて外部への影響を抑え込みたいとしている。

 東京電力の発表を受け、海江田経産相は、福島第一原発周辺から避難している人たちについて「6か月後から9か月後を目標に、帰宅が可能かどうか知らせたい」と述べた。