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社会
2011年4月18日 14:03

原子炉の安定化に向け、無人ロボットで調査

原子炉の安定化に向け、無人ロボットで調査
(c)NNN

 福島第一原子力発電所では、原子炉の安定化に向けた作業が続いている。「東京電力」は、当面の作業でカギとなる原子炉の状況を正確に調べるため、「パックボット」と呼ばれるアメリカ製の無人ロボットを投入して放射線量や温度を調べている。

 東京電力は、原子炉の状態を安定させるため、1号機だけでなく2号機と3号機に対しても今後、窒素の注入作業を予定している。しかし、原子炉内の状況を把握する正確なデータが不足しているため、17日、パックボットを遠隔操作で1号機と3号機の建屋内に入れた。パックボットは、原子炉建屋の内部を水素爆発後初めて撮影した他、放射線量や酸素の濃度などを計測した。原子炉の建屋内の放射線量が高いため、これまで作業員は立ち入ることができなかった。

 こうした中、経産省の原子力安全・保安院は18日午前に記者会見を行い、原子炉の建屋内の放射線量の計測値を発表した。それによると、1号機は毎時49ミリシーベルト(最大)、3号機は毎時57ミリシーベルト(最大)だった。東京電力は18日朝から2号機にもパックボットを入れており、昼過ぎにはこれまで集めたデータをあらためて発表するとしている。