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社会
2011年4月19日 23:43

東海第二発電所で緊急時対応訓練 茨城

東海第二発電所で緊急時対応訓練 茨城
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 福島第一原子力発電所の事故を受けて、都心から約120キロ離れた茨城・東海村の「日本原子力発電」の東海第二発電所で19日、緊急事態を想定した訓練が行われた。

 東海第二発電所では先月11日の東日本大震災の後、5メートルを超える津波が押し寄せ、その影響で、3台ある非常用ディーゼル発電機のうち1台が一時動かなくなった。

 19日は、福島第一原発の事故を受けて新たに設置された非常用の電源車から電源盤への接続作業や、消防ポンプ車でくみ上げた海水をタンクへ運ぶためのホース設置の様子が公開された。

 福島第一原発事故の後、全国各地の原子力発電所では予備電源などの確保や緊急時の対策訓練が行われているが、東海第二発電所で全ての電源がなくなった場合を想定した訓練を実施したのは初めて。

 東海第二発電所は原子炉の温度が100℃未満の冷温停止状態を保っているが、今後も海水の進入経路を塞いだり、非常用ディーゼル発電機が使えなくなった場合に備えた強力な電源を確保したりと、地震や津波に備えた対策を進めていくとしている。