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社会
2011年4月29日 11:52

1号機圧力容器 注水量増で温度低下傾向に

1号機圧力容器 注水量増で温度低下傾向に
(c)NNN

 福島第一原子力発電所1号機で原子炉圧力容器を覆う格納容器を水で満たす作業が試験的に始まっており、圧力容器の温度は少しずつ下がる傾向にある。

 「東京電力」は、圧力容器そのものを冷やすために外側の格納容器に水を満たす「水棺」作業を試験的に行っている。27日から送り込む水の量を増やした結果、29日午前5時現在で圧力容器の下の部分の温度が94.6℃と、注水量を増やす前より15℃以上下がっていることがわかった。今後も慎重に作業を続ける方針。

 一方、1号機から4号機でたまっている、放射性物質を含んだ汚染水計9万トンの移送も進んでいる。2号機について、東京電力は29日、あらためてホースに異常がないかどうかを確認した上で、30日から移送量を2倍に増やして処理を速める方針。