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社会
2011年5月12日 12:01

仏アレバ開発の汚染水処理装置が公開される

仏アレバ開発の汚染水処理装置が公開される
(c)NNN

 福島第一原子力発電所では、3号機で新たな高濃度の放射性物質を含む汚染水の流出が確認された。安定化に向けた作業の大きな妨げとなっている汚染水を処理するために実際に使われる装置を取材した。

 フランスの「アレバ」が開発した浄化装置「ディスクフィルター」は、汚染水に含まれるちりやほこりを除去することで、それに付着した放射性物質も取り去る仕組みで、遠隔操作も可能。

 福島第一原発で、たまっている汚染水から放射性物質を取り除く作業は7つの工程で行われ、この浄化装置は最終段階で使われる。アレバは一連の工程を一手に引き受けており、放射性物質の濃度を少なくとも1000分の1程度に薄めることができるという。

 この装置は、13日にも福島県へ向けて運ばれる。政府関係者によると、汚染水処理の設備は今月中旬から試運転を開始し、来月初めには本格的な処理を開始する予定で準備が進んでいるという。