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社会
2011年5月13日 6:56

福島県、農家同意の上で家畜を安楽死処分へ

福島県、農家同意の上で家畜を安楽死処分へ
(c)NNN

 福島第一原子力発電所から半径20キロ圏内の「警戒区域」に取り残された家畜について、国は12日、苦痛を与えずに処分するよう福島県に指示を出した。これを受け、福島県は、9つの市町村に連絡し、畜産農家の同意を得られ次第、処分を進めるとしている。

 福島第一原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」で生存している牛や豚などについて、国は12日、放射性物質の影響が大きく、食用として出荷することはできないとして、区域外には移動させず、鎮静剤や麻酔薬などを使って安楽死させるよう、福島県に指示を出した。

 これを受け、福島県は、9つの市町村に連絡し、畜産農家の同意を得た上で得られ次第、処分を進めるとしている。東日本大震災前に3万頭以上飼育されていた牛や豚と鶏約44万羽は、大部分が既に衰弱死しているとみられている。福島県は、畜産農家へ適切な賠償が行われるよう国に求めていく考え。