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社会
2011年6月17日 2:24

浄化装置に水漏れ 本格稼働遅れる見通し

浄化装置に水漏れ 本格稼働遅れる見通し
(c)NNN

 福島第一原子力発電所では、放射性物質を含む汚染水を浄化するシステムの試運転が行われているが、「東京電力」は16日夜、装置の一部で水漏れが確認されたと発表した。17日午後に予定している本格稼働は遅れる見通し。

 水漏れが確認されたのは、浄化システムのうち、放射性セシウムを吸着するアメリカのメーカーの装置。16日午後7時20分、警報音が鳴って全ての装置が自動停止したため、作業員が確認したところ、装置が入っている金属製のケースに水が約30センチたまっていたという。

 水漏れの詳しい原因については調査中ということだが、修理には約半日かかるとみられており、東京電力は「17日からの本格運転がずれ込む可能性がある」と話している。浄化システムが稼働しないと大量にたまった汚染水の処理が滞ることとなり、今月末には海などに漏れ出るおそれがある。