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社会
2011年6月18日 12:49

汚染水浄化システム停止 注水遅れる可能性

汚染水浄化システム停止 注水遅れる可能性
(c)NNN

 福島第一原子力発電所では、汚染水を浄化するシステムの本格稼働が17日夜に始まったが、18日未明に停止した。「東京電力」は、交換式の浄化装置の放射線量が想定より早く交換基準に達したためとしている。

 汚染水の浄化設備は、高濃度の放射性物質を含む汚染水から油を除去し、セシウムなどの放射性物質を取り除いた後、淡水にし、再び原子炉の冷却に使うというもの。このうち放射性セシウムなどを吸着する装置には交換式のタンクが設置されていて、規定の放射線量になれば新しいものに交換することになっている。

 東京電力によると、このタンクの放射線量が想定よりも早く上がって交換基準に達したため、18日未明にシステム全体を停止した。浄化システムは17日午後8時に本格稼働したばかりだった。

 東京電力は、18日から汚染水を浄化した水を原子炉に注水する予定だったが、遅れる可能性も出てきている。