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2011年6月20日 15:49

2号機原子炉建屋の二重扉全開、湿度下がる

2号機原子炉建屋の二重扉全開、湿度下がる
(c)NNN

 福島第一原子力発電所の2号機で、20日朝から原子炉建屋の扉を開けて換気を始めたところ、建屋内の湿度が下がったことがわかった。

 2号機の原子炉建屋では、高い湿度や気温を下げるため、20日午前5時から二重扉を全開にし、その後、作業員が計測を行った。その結果、扉を開ける前には99.9%あった湿度が、低いところで58.7%にまで下がったという。周辺の放射線量にも変化が見られないことから、「東京電力」は20日午後、別の扉も開放することにしている。

 一方、高濃度の放射性物質を含む汚染水の浄化システムが、本格稼働からわずか5時間後に放射線量が上がって停止した問題で、東京電力は、汚染水そのものに含まれる放射性物質の濃度が想定より高かったことが原因だと発表した。

 浄化システムが稼働できないと、汚染水はあと1週間ほどで施設からあふれ出すおそれがあることから、東京電力は20日午後、あらためて水を通す試験を行い、再稼働を急ぐことにしている。