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社会
2011年7月14日 18:54

やらせメールは組織ぐるみ、九電が認める

やらせメールは組織ぐるみ、九電が認める
(c)NNN

 玄海原子力発電所(佐賀・玄海町)の運転再開をめぐる「九州電力」の「やらせメール」の問題で、九州電力・真部利応社長が14日午後、九州電力本店(福岡市中央区)で会見を開き、やらせメールが組織ぐるみだったことを正式に認めた。

 会見で真部社長は、内部調査の結果を発表し、「番組(説明会)の趣旨、信頼性を大きく損なう事態となり、電気事業者として、今回の事態を極めて深刻に受け止めています。心よりおわび申し上げます」と述べた。

 九州電力は、内部調査の結果、やらせメールは事実上、組織ぐるみで行ったものだったと正式に認めた。調査結果では、当時の原子力発電担当だった段上守前副社長が部下の部長に指示したことがやらせメールの発端になったと認定し、関係者に社会常識や倫理観が欠如していたと、その責任も認めた。

 さらに、やらせメールは計141人が投稿したことが確認された。この九州電力の関連分がなければ再開を反対する意見が多数となり、結果として九州電力が世論の操作に関与したことになる。

 真部社長は「コンプライアンス(法令順守)意識が欠けていた」と述べる一方、この問題に対応するため、社長を続投する意向を強調した。