3号機使用済み燃料プールで一時、冷却停止
福島第一原子力発電所で22日朝、一部の外部電源が遮断し、3号機の使用済み燃料プールが一時、冷やせなくなった。
「東京電力」によると、22日午前7時過ぎ、福島第一原発の3号機と4号機につながる変電所でトラブルがあり、電気が送れなくなった。電源盤に過重な電気の負荷がかかったのが原因とみられている。このトラブルで、3号機の使用済み燃料プールの冷却ができなくなったが、22日正午前に復旧した。また、放射性物質を含む汚染水の浄化装置は22日午後1時現在、停止したままとなっている。
東京電力は、原因を詳しく調べた上で、トラブルによって停止した全ての装置を22日中に復旧させる方針。