社会
2011年7月24日 22:27
福島県、18歳以下に甲状腺調査実施へ

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福島県は、放射線に関する健康調査において、18歳以下の全ての子供に対して甲状腺の被ばく調査を実施することを決めた。
県は、全ての県民を対象に、福島第一原子力発電所事故により飛散した放射性物質が健康にどのような影響を与えるかの調査を来月から始める。専門家らによる24日の会議では、18歳以下の全ての子供約36万人に対し、甲状腺の被ばく調査を10月から始めること、避難区域などの住民に対して採尿や採血などを含めた詳しい調査を実施することなどを決めた。妊婦に対しては、より詳しい聴き取り調査を実施する。
調査を受けた全ての県民には結果を記したファイルを配り、生涯にわたって健康を管理するとしている。