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社会
2011年8月5日 4:59

福島の農業団体、収穫前の稲で自主検査開始

福島の農業団体、収穫前の稲で自主検査開始
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 コメの放射性物質の検査が静岡県や千葉県で始まったが、無農薬栽培などに取り組む福島・須賀川市の農業団体「ジェイラップ」は4日、収穫前の稲で自主検査を始めた。

 ジェイラップでは、稲が栄養素のカリウムと似た性質の放射性セシウムを土から吸い上げるのを防ぐため、田んぼにカリウムを散布した。収穫前の稲を10日ごとに検査し、その効果を測るという。

 放射能測定器は数百万円と高価だが、取引先である食材宅配会社が貸し出してくれた。伊藤俊彦代表取締役は「生きた情報はみんなで共有して、いち早く元の環境に、一日でも早く取り戻すところにつながっていく活動にしたい」と述べた。

 ジェイラップは、今年だけでなく、今後のためにも土壌の放射性物質を減らす技術を研究している。