終戦の日 戦没者追悼式に遺族5000人
66年目の終戦の日を迎えた15日、東京・千代田区の日本武道館で全国戦没者追悼式が行われた。
終戦から66年目にあたる今年の全国戦没者追悼式には、天皇・皇后両陛下をはじめ、菅首相ら政府関係者と、戦没者の遺族約5000人が参列した。
正午には1分間の黙とうをささげ、戦争の犠牲となった310万人に哀悼の意を表した。その後、天皇陛下がお言葉を述べたのに続き、戦争で父親を亡くした山梨県の女性が遺族を代表し、追悼の辞を述べた。
参列する遺族の高齢化が進んでおり、今年は参列者の約6割が70歳以上となっている。