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2011年9月18日 1:05

土砂ダム 推定雨量超えるも決壊確認されず

土砂ダム 推定雨量超えるも決壊確認されず
(c)NNN

 台風12号によって奈良県と和歌山県にできた土砂ダムの周辺では、16日から17日にかけて大雨が降り、決壊のおそれがあるとされた推定の雨量をすでに超えた。しかし、ダムの決壊は確認されていない。

 近畿地方整備局によると、決壊のおそれが高いとされる5つの土砂ダムのうち、和歌山・田辺市熊野では16日時点で、約10ミリの雨で満水に達するとされていた。その後、ダム周辺では、18日午前0時までに146ミリと推定を超える雨量を観測していて、決壊こそしていないが、満水まではあと1.07メートルに迫っている。その他、奈良県内の4つの土砂ダムでも推定を上回る雨量を観測したが、現在までに全ての土砂ダムで決壊の報告はない。

 一部が土砂ダムの下流にあたる奈良・十津川村では、依然として3つの地域が警戒区域に指定されていて、45世帯85人が避難している。

 今後、紀伊半島南部では18日夕方までに、多いところで累計50ミリの雨が予想されていて、近畿地方整備局は引き続き警戒を呼びかけている。