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2011年9月19日 1:55

和歌山の土砂ダム、満水まで60センチ

和歌山の土砂ダム、満水まで60センチ
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 和歌山県と奈良県にできた土砂ダムの周辺地区では、決壊のおそれが指摘されている推定雨量を既に超えている。決壊は確認されていないが、水位は引き続き上昇していて、厳重な警戒が続いている。

 国交省・近畿地方整備局によると、和歌山県と奈良県にある5つの土砂ダムのうち、和歌山・田辺市熊野のダムでは満水まで約60センチまで水位が上昇している。また、奈良・五條市大塔町赤谷のダムでは、雨で中断していた排水路の設置工事が再開された。しかし、重機などを入れる道路の建設が必要となっており、工事は数か月かかる見通し。

 2つの土砂ダムがある奈良・十津川村では、住民らが木材を撤去するなど、片づけの作業に追われた。このうち、重里地区で小学校周辺の地盤を補強する工事が行われた他、県道が復旧したため、神納川地区では3つの集落の孤立が解消した。

 紀伊半島南部では19日午後以降、一時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあり、近畿地方整備局は土砂ダムの水位の変化について24時間態勢で監視を続けている。