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社会
2011年9月28日 17:09

旅客機異常接近「適正手順踏まず設定変更」

 今年6月、北海道・奥尻島で旅客機が地表から約30メートルまで異常接近した事故について、国交省の運輸安全委員会は28日、パイロットが適正な手順を踏まずに高度の設定を変更したために起こったと推定されると発表した。

 この事故は今年6月、「北海道エアシステム」の旅客機が天候不良のため奥尻空港への着陸をやり直そうとした際、地表に接近し過ぎていることを知らせる警報が鳴り、機体が地表から約30メートルまで近づいていたもの。運輸安全委員会は、フライトレコーダーの解析や関係者への聴き取りなどを行い、詳しい原因を調査していた。

 運輸安全委員会は28日、パイロットが着陸をやり直す際に適正な手順を踏まずに高度の設定を変更したために地表に接近したと推定されるという調査結果を発表した。これを受け、運輸安全委員会は、国交省航空局に対し、同型の機種について、着陸の際には適切な高度を設定するなど注意を払う必要があるとの情報提供を行った。