×

激しい炎の攻防「火の神祭り」 熊本

2011年10月15日 13:17
激しい炎の攻防「火の神祭り」 熊本

 熊本市松尾町の神社で14日夜、火のついた木の枝を投げ合う「火の神祭り」が行われ、激しい炎の攻防が繰り広げられた。

 火の神祭りは熊本市松尾町近津の鹿島宮の秋祭りで、1000年以上前に朝鮮半島から攻めて来た海賊と住民たちとの戦いをしのんで始まったと言い伝えられている。

 祭りに参加した地元の男衆は、既婚者が攻め手を、独身者が守り手を務め、攻め手が神社の拝殿を目がけて火のついた木の枝を投げると、独身者側がカシの枝でこれをたたき落とす。

 枝を投げ合うたびに境内には激しく火の粉が飛び散り、見物に集まった人たちから歓声が上がっていた。

24時間ライブ配信中
日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
logo

24時間ライブ配信中