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2011年11月9日 21:01

2市と高速会社、津波に備え協定締結 静岡

2市と高速会社、津波に備え協定締結 静岡
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 静岡市と静岡・焼津市が、津波の緊急避難時に東名高速道路ののり面を使用できる協定を「中日本高速道路」と結び、9日に締結式が行われた。

 この協定は、津波のおそれがある時に東名高速ののり面を避難場所として使用できるもので、東日本大震災を教訓に、静岡市と焼津市が中日本高速道路に申し入れていた。避難場所となるのは、いずれも橋脚部分などを除く、静岡市駿河区内の海側にあるのり面計4.2キロと、焼津市内の内陸側と海側ののり面計5.6キロ。

 締結式には静岡市・田辺信宏市長と焼津市・清水泰市長が出席し、中日本高速道路と協定を交わした。

 田辺市長は「協定は結んだが、これから細部の取り決めをする。これを運用するためには、地域のみなさんの協力が不可欠。大事なのはこれから、市民へのPRであり啓発であります」、清水市長は「焼津市は海抜10メートル以下(の場所に)人口の86%が住んでいて、災害から市民を守るという中で、大きな課題と認識していた。今回、のり面を貸してもらえる協定ができたことをうれしく思う」と述べた。

 のり面への立ち入り方法については、新たに扉を設置したり、地域の自治会に扉の鍵を管理してもらったりするなど、今後、具体的に決めていくという。