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社会
2011年12月26日 1:58

災害廃棄物 3千ベクレル以下で再利用可能

災害廃棄物 3千ベクレル以下で再利用可能
(c)NNN

 東日本大震災の被災地で発生したコンクリートなどの災害廃棄物を安全に再利用するための国の基準が示された。

 環境省は25日、被災地で大量に発生し、処理が進んでいないコンクリートなどの燃えない災害廃棄物について、放射性セシウムの濃度が一キロ当たり3000ベクレル以下であれば、表面から30センチ以上の深さに埋めて再利用できるとの基準を示した。道路や鉄道の路面材や防潮堤の材料として再利用されることが想定されている。

 この基準で再利用すれば、周辺住民の被ばく線量は健康への影響がないとされる年間10マイクロシーベルト以下に抑えることができるという。

 福島県内では、特に放射線量の高い浪江町など5つの市町村だけで、燃えない災害廃棄物の量は少なくとも21万5000トンに上ると推定されている。