秋田で大雪 住民は除雪に追われる

大雪となった秋田県では、住民が8日朝から除雪に追われている。
7日の一日で18センチの雪が積もった秋田市では、雪かきをする市民の姿が見られた。8日午前11時現在の県内各地の積雪は、北秋田市阿仁合で125センチ、仙北市角館で100センチ、湯沢市湯の岱で97センチ、秋田市で41センチとなっている。
秋田市の雪捨て場では、運び込まれる雪の量が徐々に増えている。秋田市道路除排雪対策本部は、雄物川河川敷の雪捨て場の約半分が雪で埋まったため、新たな雪捨て場の確保を進めている。雪捨て場には荷台いっぱいに雪を積んだトラックが次々に入り、雪を下ろしていた。
秋田地方気象台によると、冬型の気圧配置は次第に緩んできているが、9日は寒気や低気圧の影響で昼過ぎまで雪の降るところがある見込み。